SDGs「持続可能な開発目標」達成への取り組み

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

 (株)Takayanagi は、2030年までにSDGs「持続可能な開発目標」達成に向けた取り組みを通じて社会に貢献します。

2021/6/28
(株)Takayanagi

 (株)Takayanagi は、創業以来「ものづくり」のイニシャルプロセスを担う企業として開発試作に伴う工業用模型(木型・モック等)の製造に携わってきました。
 工業用模型の製造時に出る廃棄物には、リサイクルが出来ずに埋め立て処理をしているものも多く、環境への悪影響を憂慮していました。
 2007年から始めた超小型電気自動車の開発も、地球環境にやさしい「ものづくり」への挑戦であり、これからも様々な取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献します。

 私たちが企業として貢献すべき目標としてSDGsの17目標から5つを特定しました。

4.質の高い教育をみんなに7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに8.働きがいも、経済成長も9.産業と技術革新の基盤をつくろう12.つくる責任 つかう責任

 これら5つの目標以外にも関連性の中で到達できる目標を含め、積極的に取り組みをします。

目標4. 質の高い教育をみんなに

4.質の高い教育をみんなに すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。

  当社が生業とする「開発試作に伴う工業用模型」は、いくつかの特殊な工程を経て製作されています。例えば、クレイモデルの製作、スキャニング、3Dモデルデータの作成、型仕様の決定、型切削データの作成、3次元NC加工、表面仕上げ、形状検査、等多岐に及び、それぞれの工程で知恵・経験・専門的技術や知識が必要不可欠です。
そのような中で経験の無い社員が少しでも早く業務に慣れ習熟ができるように、

  1. ① 業務の暗黙知を形式知化した「動画によるマニュアル」を作成します。
  2. ② 従業員のスキルアップを図るための資格取得等に資金援助等で後押しをします。
  3. ③ 個人のセンスは経験と知識によるものが大きく一朝一夕では身につかないものであり、地道に積み上げが出来るよう職場環境を整えることも「持続可能な開発目標」と捉え、様々な教育の機会を増やします。

目標7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに すべての人々に、手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(株)Takayanagiは、2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指します。

最新情報は、弊社公式ブログの『カーボンニュートラルへの取り組み』をご覧ください。

目標8. 働きがいも、経済成長も

8.働きがいも、経済成長も すべての人のための、持続的・包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する。

  1. ① 残業を無くし長時間労働を抑制します。
    従業員別の最大残業時間は、2020年度が30時間/年、2019年度が59時間/年、2018年度が55時間/年となっています。
  2. ② 2020年度には定年制を撤廃し生涯現役を奨励しています。
  3. ③ 時短勤務等、柔軟な勤務時間の設定に取り組みます。
  4. ④ 個々人の特長を活かした、働きがいのある職場づくりを進めます。

目標9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

9.産業と技術革新の基盤をつくろう 強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る。

  1. ① 目標4で掲げた取り組みでは持続継承が難しい技術技能を、保護・育成していきます。
    具体的には、小規模で見逃されやすい技術技能のOJTによる継承をします。
  2. ② 2009年に超小型EV車輌の開発を始め、今後も継続して環境に配慮した技術・事業により持続可能な産業化を目指します。

目標12. つくる責任 つかう責任

12.つくる責任 つかう責任 持続可能な消費と生産のパターンを確保する。

 当社はプラスチック製品の試作を主な生業としています。
 持続可能な生産の為に

  1. ① リサイクルのできない素材を使用しない。
  2. ② 素材等の廃棄物の発生防止、削減、再利用により廃棄物の発生を大幅に削減する。
    等、取り組みをします。
  3. ③ また、木材等自然由来材料の活用により持続可能な試作品の製造を検討し取り組みをしていきます。
  4. ④ 今までに製造された工業製品のリユースにより、目標9で掲げた産業の基盤を作り出します。